●2012.07.11 (飛来 102 日目, 巣立ち 33 日目, 産卵 22 日目, 抱卵 19 日目, 孵化 4 日目)
この夜はツバ子が外泊でした。それで夜中にウェブカメラを C510 から用意してあった C910 に変更しました。(私は遂に「待つ」ということを覚えたのです!!)
●2012.07.12 (飛来 103 日目, 巣立ち 34 日目, 産卵 23 日目, 抱卵 20 日目, 孵化 5 日目)
雛を 6 羽確認しました。一羽はかなり小さいようです。おそらく 2 日遅れで孵化した雛でしょう。親がトンボを給餌するようになりました。どの雛もまだうまく飲み込めず、何度も再試行していました。幸い、小さい餌を運ぶことも多いです。
昨年のやはり二番子、トンボの壁を乗り越えらなかった一羽を失いました。心配な展開です。
●2012.07.13 (飛来 104 日目, 巣立ち 35 日目, 産卵 24 日目, 抱卵 21 日目, 孵化 6 日目)
帰宅後動画をチェックしたところ、16 時頃には 6 羽のクチバシを確認できました。トンボが増えています。
●2012.07.14 (飛来 105 日目, 巣立ち 36 日目, 産卵 25 日目, 抱卵 22 日目, 孵化 7 日目)
朝 9 時頃、一羽の雛が玄関に落ちていました。おチビチビに違いありません。他の雛は黒味がかってきましたが、この雛はまだ産毛すら生え揃わない赤裸です。かろうじて生きています。すぐに保護しました。
ペットボトルの湯たんぽの上にハンカチでくるみました。
スポイトでポカリを一滴口に付けました。すると反応して口を開閉しました。
ひょっとして?? と思いましたが、数分後、残念ながら息を引き取りました。
体重 2.31g, 体長 43.0mm でした。
昨年、トンボの壁を乗り越えられず雛を死なせた経験から、今年は同様のことがあれば、人工給餌も辞さない覚悟だったのですが、結局同じ轍を踏むことになってしまいました。昨年の失敗経験をを生かせなかったことがとても悔やまれます。
・巣が高くなり、カメラに映りにくくなった -> 発見の遅れ
・巣が高くなり、雛を取り出しにくくなった -> 対応の遅れ
この二つが重なり落下事故に繋がったのだと反省しています。
対応策としては、
– 巣の中を観察するカメラの増設
– 簡単に巣を取り外しできるようにする
などが考えられます。実現可能か検討したいと思います。
あと時期的には昨年は孵化 6 日目、今年は孵化 7 日目と近いことから、
孵化後 6 日前後は、特に落巣事故に細心の注意を払って観察したいと思います。
ごめんね、おチビチビちゃん。