●2013.07.06 (飛来 93 日目, 巣立ち 39 日目, 産卵 24 日目, 抱卵 20 日目, 孵化 6 日目)
物凄く暑かった日です。
午後、「南アルプス天然水」を霧吹きしました。
幸い由佳ちゃんには怒られませんでしたが、ウチの奥さんに怒られてしまいました。
(去年霧吹きでツバ子を激怒させたので、ホントは霧吹き禁止)
産卵は 5 個かと想像してましたが、雛は 4 羽確認できました。
一度トンボを給餌するのを目撃して、ちょっとあせりましたが、
多くの場合はもっと小さい昆虫を給餌しています。
雛も落ち着いていて、やはり 4 羽だと餌に余裕があるのかもしれません。
●2013.07.08 (飛来 95 日目, 巣立ち 41 日目, 産卵 26 日目, 抱卵 22 日目, 孵化 8 日目)
相変わらずオジャマツバメが来ていますが、雛に危害を加えるようすはありません。
由佳ちゃんとツバ吉も本気で撃退する気はないようです。
●2013.07.10 (飛来 97 日目, 巣立ち 43 日目, 産卵 28 日目, 抱卵 24 日目, 孵化 10 日目)
オジャマツバメはこのように巣の前でホバリングしていることが多いです。
20130710-072456
●音声によるツバメの識別
今年もチュイ鳴き音声を解析してみました。
昨年のデータはこちら
まずはオス。
上段が今年の一番目(ツバオ)。
中段が昨年のツバオ。
下段が今年の二番目(ツバ吉)。
昨年、一昨年のツバオの特徴は、一番低い音が途中から発生していることです。
今年のを見ると、二番目の方にその特徴が現れています。
これだけで考えてみると、今年一番目のオスはツバオではなく、
今繁殖中のパパがツバオという可能性が高いです。
次にメス。
上段が今年の一番目。
中段が昨年のツバ子。
下段が今年の二番目(由佳ちゃん)。
残念ですが、明らかに今年のメスはツバ子ではありません。
一番目のメスと由佳ちゃんはスペクトログラムの形状は似ていますが、
最後まで残る音が、一番目は 4.5kHz, 由佳ちゃんは 4.15kHz であり、違う個体であることがわかります。
●道の駅にのみや
7/4 に視察してきました。
二番子の繁殖中です。
男子トイレには天窓から降りてこないツバメが 4-5 羽いました。
床には一羽の幼鳥が落ちており、残念ながら既に死んでいました。
クチバシや尾羽の様子から、おそらく一番子でしょう。
埋葬はできませんでしたが、裏の茂みの中に移動して置きました。
巣立ったばかりの頃は天窓にはまるツバメはいなかったことから、
天窓にはまるのは、ある程度自立した一番子である可能性が高そうです。
スポイト等を持参していたのですが、
掃除の方と会えなかったため持ち帰りました。