軒下組の2羽のひなたちは残念ながら虹の橋を渡って、遠い世界へ羽ばたいてしまいました…。
孵化後14日を過ぎ、あと1週間で巣立ちのはずでした。
最初に落ちた仮巣の「にちゃん(やや体が小さかったので)」は元気そうに見えましたが、やはり落ちたときに何か負傷していたのかもしれません。
勇作くんもかすみちゃんも餌を持って仮巣の上を何度か巡回していましたが、その時にはもう虹の橋を渡ってしまっていたのでしょうね。
そして巣で給餌を受けていたはずの「いっちゃん」。
夕方、小学生のコが訪ねてきてひなが落ちているのを教えてくれたそうです。
2羽続けて殆ど同じ場所に…。
その時、やっと気付きました。
何らかの邪魔が入ってひなが落とされてしまったんだと。
外敵避けがあるから安心だったはずが、不十分な対策だったようです。
カラスやモズならばひなは連れて行かれる。
乗っ取りツバメは見かけていない…と云う事でムクドリかスズメの悪戯でしょうか。
でも、「いっちゃん」懸命に生きてました。「にちゃん」同様、外傷はないように見えました。
保護しても目は閉じたままでしたが鳴くことができました。
保温して補液して仮巣の淵に立てるようになりました。
なかなか口をあけてくれないので頑張ってもらう為にミルワームも強制給餌。
正常なウンチも出るようになって一安心。
あとは朝になってどうやって勇作くんたちの元へ返そうか考えながら枕元において仮眠を取り、朝3時過ぎに様子を伺ったら…「にちゃん」の所へ旅立ったあとでした。
また助けられませんでした。
2階軒下…ひなが生まれてもいつも失敗してしまいます。
この場所で生まれたひなは保護することが大半で、大家の力不足で虹の橋を渡っています。
もう悲劇は繰り返してはいけない。
早朝、この場所には近づけないように何とか苦心して長い棒で巣を落して簡易的に封鎖しました。
巣の中には孵化しなかった卵が1ヶ。抱卵中に落とされてしまった1ヶと合わせ本当なら4つ子だったんですね。
来年以降も2階への営巣は出来ないようにしようと思います。
大家の見通しの甘さで営巣を許したために、これまで多くのコを失わせてしまいました。
もっと早く決断すればよかった。
勇作くんたちの巣、丈夫に出来てました。なかなか剥れませんでした。
何事もなければ懸念した巣の落下もなく巣立てたことでしょう。
あのときこうすれば…の後悔が沢山ですが、ふたりは既に前を向いてご近所の玄関を物色しています。
我が家以外はみんな玄関NGのようなのでうちに玄関をふたつ作りたいくらいですが、こればかりは…。
長文、失礼いたしました。
読んで頂いて、ありがとうございますm(__)m
P.S 玄関では奏くん&初音ちゃんペアが2回目の準備に入りました。大家も早く前を向かないといけませんね。